契約件数500件突破記念!北谷浄水場へ社員研修へ行ってきました
みなさまこんにちは(๑>◡<๑)沖縄で最安値ウォーターサーバーを取り扱っているラクトクの赤嶺です。
先日、株式会社Smile Gritのウォーターサーバー「ラクトクウォーター」の顧客件数が500件を 達成しました!
スタートから2年5ヵ月での達成となり、感謝の気持ちでいっぱいです。
思えばスタート初期の設置時には慣れないことも多く、お客様にご迷惑をおかけすることもありましたが、スタッフ一同、現場を経験する中で仕事のスピードや技術も向上してきました。
ラクトクウォーターをご契約いただ いたお客様からのご紹介も多く、非常に嬉しく思っています。
みなさま、本当にありがとうございました♪♪
目次
お水の知識をさらに深く!社員で北谷浄水場へ研修へ行ってきました。
ラクトクウォーター500件達成を記念して、社員研修に行ってきました!
・地域密着企業として、沖縄のお水の知識を深めるため
・さらなる専門知識や技術向上のため
北谷浄水場で貴重なお話を聞いてきましたので、みなさまにもお話ししようと思います( ´∀`)
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
北谷浄水場を見学してきました♪
浄水場の見学は所要時間2時間ほど。事前予約のうえ、浄水場の社員さんが案内して下さいます。
施設内を見学し、社員さんのお水についての説明を聞きます。
初めに学んだことは「北谷浄水場にはどのようにしてお水が運ばれて来るのか」です。
3階の別室にて、社員さんがモニターを映しながら北谷浄水場へお水が運ばれている仕組みを20分間ほどかけて説明してくださいました。
北谷浄水場の概要
北谷浄水場は沖縄本島中部の北谷町にあり、昭和62年に供用開始されました。
浄水場で水を作る基本の3段階は、
①濁り、汚れを「沈める」
②「濾過する」
③「消毒する」
の3つの工程で成り立っています。
この工程を経て、浄水場では原水から安全で清潔な飲料水を供給することができるのですね♪
沖縄県内の水源と浄水場
沖縄の水源は、
・ダム水
・地下水
・河川水
・海水
です。
水源から取水した原水は、浄水場で処理されて「飲めるお水」になります。
北谷浄水場が1日に処理する水の量は「約15万トン」です。
15万トンと言われても、日常生活ではなかなか想像しにくい量ですよね。
一般的な家庭用の浴槽に入る水の量は約200〜300リットルなので、水15万トンは約500,000〜750,000杯の浴槽に相当します。
逆に想像しにくくなりましたか(^_^;)?
とてつもなく多い量だということだけは、分かりますね・・・!
沖縄本島の浄水場マップ
沖縄県内には5つの浄水場があります。
● 名護浄水場
● 久志浄水場
● 石川浄水場
● 北谷浄水場
● 西原浄水場
北谷浄水場で処理された水は、沖縄市、北谷町、北中城村、 中城村、宜野湾市、浦添市、那覇市の地域に供給されています。
北谷浄水場の高度な処理方法
北谷浄水場での、さらに詳しい浄水の方法についても説明を聞いてきました。
北谷浄水場の処理方法
● 生物処理: 微生物を利用して有機物を分解します。
● オゾン処理: オゾンを用いて細菌やウイルスを殺菌します。
● 活性炭処理: 活性炭で不純物や臭気を除去します。
● 塩素処理: 消毒剤として塩素を原水に注入します。塩素は有機物と反応してトリハロメタ ンを生成しますが、高度浄水処理によってトリハロメタンを低減しています。これにより、 より安全で安心な水を家庭に供給しています。
飲み水を作る工程ではこのような処理が行われていたんですね。とても知識が深まりました。
つづいて、中央監視制御室の見学をしてきました♪
中央監視制御室の見学
次に、2階の中央監視制御室へ移動しました。
監視室では24時間体制で光ファイバー・ケーブル で結ばれたコンピューターシステムにより水の管理・運用が行われています。
部屋の入り口には 水槽があり、左の水槽には北谷浄水場で処理された水、右の水槽にはダム、川、井戸から取水 した水が入っています。
こちらの水槽は、金魚の動きで水質を確認するためのものなんです。
金魚の動きを実際に見て、お水の安全を確認しているのですね。
つづいては、海水からお水をつくる、海水淡水化センターの見学へ進みました。
海水淡水化センターの見学
続いては、お隣の海水淡水化センターを見学しました。
ここでは、逆浸透膜を使用して海水を淡水化 する方法について説明を受けました。
「逆浸透」とは、人工的に高い圧力をかけて海水から水の分 子だけを取り出す方法です。
逆浸透膜の原理を簡単に説明いたしますと、
1. 特別な膜(まく)を用意します。この膜には、とても小さな穴が開いており、水の分子だけ を通します。
2. 海の水に高い圧力をかけると、水の分子だけが膜を通り抜け、塩は残ります。
3. 膜を通り抜けた水は、きれいな真水になります。
この逆浸透の技術により、海水も飲める水に変えることができます。
ただし、エネルギーコストが 高いため、現在は限られた量の水にしか使われていません。
将来的にエネルギーコストが下が れば、大規模な利用も可能になるかもしれませんね( ´∀`)
気になるPFOS問題についての質問をしてきました
PFOSとは?
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)は、さまざまな工業製品に使用される化学物質で、環境中で分解されにくく、水や土壌に残留する問題があります。
沖縄の一部地域では河川水から PFOSが検出されることが報告されています。
PFOSについては詳しく書いた記事がございますので、あわせて読んでみてください。
沖縄県民なら健康のために知っておくべきPFOSとPFOAとは?
北谷浄水場でのPFOS対策
最後に、沖縄でのPFOS問題について質問しました。
浄水場での処理前にPFOSが高濃度で検出される問題について、北谷浄水場ではしっかりと処理され、家庭に届けられる水には影響がな いことが確認されました。
北谷浄水場では、高度な浄水処理技術を用いてPFOSを効果的に除去しています。
この処理により、家庭に供給される水が安全であることが保証されています。
おわりに:研修を終えて
この研修を通じて、北谷浄水場の高度な技術と徹底した水質管理について深く学ぶことができま した。
これからも、お客様に安心・安全な水を提供するため、知識を活かしていきたいと思います。
お水に関する質問などもお待ちしております♪
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今後とも弊社ラクトクウォーターをよろしくお願いいたします( ´∀`)